当記事では
- 仮想通貨取引所の送金手数料の有無の違い
- 仮想通貨取引所の選び方
- おすすめの仮想通貨取引所
上記の内容で解説していきます。
ポイントとしては、"取引所で購入した暗号資産んを別のところへ送金した際にかかる手数料"についてです。
これが無料の取引所もあれば、約1,500円ほどかかる取引所もあるんですよね。
これらの違いは単純に手数料の有無だけでなく、実はメリット・デメリットもあるんです。
仮想通貨取引所の選び方の参考にもなるので、サクッと読んでみてください。
仮想通貨取引所の送金手数料の有無の違い
仮想通貨取引所では、購入した暗号資産を別の場所へ送金する場合に手数料が必要になります。
取引所によっては手数料が無料のところもあります。
これらの違いは"手数料がある・なし"だけでなく、実はもうひとつ違いがあります。
それは、「送金可能数量があるか・ないか」
どういうことなのか詳しく解説するので続きをごらんください。
送金可能数量とは
送金可能数量とは、送金する際の最小送金額のことをいいます。
例えば、あなたのウォレットにビットコインが1BTCあるとして別のウォレットへ送金する場合、最小送金額が0.02BTCからと設定されていたとします。
0.01BTCを別のウォレットへ送金しようとしても、最小送金額に達していないので送ることができない。ということになります。
ポイント
ウォレットに最小送金額以下のビットコインしか入っていなかった場合、ウォレットに入っているビットコインの枚数が最小送金額になるので送金は可能です。例えば、0.01BTCのビットコインしか入っていなければ送金可能額は0.01BTCになります。ただし、0.009BTCなど0.01BTC以下のビットコインを送ることはできないので注意してください。
手数料無料 or 送金可能数量なし
じゃあどっちがいいの?という疑問に答えるなら「両方のタイプの取引所を持っておく」といいですね。
僕の場合、GMOコインをメインの取引所として使っています。
GMOコインは「手数料無料」の取引所で、送金可能数量が指定されています。(ビットコインは※0.02BTC)
もうひとつは、bitbank(ビットバンク)です。
ビットバンクは送金の際に手数料が発生します。
どのように使い分けているか解説しますね。
※0.02BTC=日本円で約8万円
(2023年4月末時点での価格)=1BTC:3,938,232円
仮想通貨取引所の使い分け方法
僕が使っている「GMOコイン」と「bitbank(ビットバンク)」の使い分けについては以下の通り。
GMOコイン:メインの取引所として使用。ビットコインは10万円以上、イーサリアムは3万円以上送金するときに使用。
bitbank(ビットバンク):サブの取引所として使用。ガス代のみ必要なときや少額の暗号資産を送ってウォレットアドレスが正しいか確かめる時に使用。
僕の使い方としては上記の通りですね。
頻繁に送金をすると、どうしても手数料がかかってしまうのは痛いです。(ビットコインなら毎回1500円ほど...)
なので、メインはGMOコイン。サブでbitbank(ビットバンク)という使い分けをしています。
この使い方が正解というわけではないので、ひとつの参考として頭に入れてもらえればOK。
自分の使い方に合った取引所を利用してみるといいですね。
参考までに僕が取引所を選ぶときに大切にしている「選び方」についてもお伝えしておきます。
仮想通貨取引所の選ぶポイントについて
仮想通貨取引所の選び方のポイントは以下の通り。
- 銘柄数
- 取引手数料
- 送金手数料
- レバレッジ取引の有無
- チャートの機能性
- スマホアプリの使いやすさ
ポイントをもとに、おすすめの仮想通貨取引所も紹介しますね。
おすすめの仮想通貨取引所は以下の5つ。
- GMOコイン
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- bitbank(ビットバンク)
- DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
- Coincheck(コインチェック)
サクッと紹介していきます。
GMOコイン
おすすめ度 | |
銘柄数 | 23銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料(最小送金額あり:ビットコイン0.02BTC、イーサリアム0.1ETH) |
レバレッジの有無 | ○ |
チャートの機能性 | |
スマホアプリの使いやすさ |
bitbank(ビットバンク)
おすすめ度 | |
銘柄数 | 28銘柄 |
取引手数料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
送金手数料 | 550円(3万円未満) 770円(3万円以上) |
レバレッジの有無 | - |
チャートの機能性 | |
スマホアプリの使いやすさ |
bitFlyer(ビットフライヤー)
おすすめ度 | |
銘柄数 | 21銘柄 |
取引手数料 | 0.01% ~ 0.15% |
送金手数料 | 220~550円(3万円未満) 440~770円(3万円以上) |
レバレッジの有無 | ○ |
チャートの機能性 | |
スマホアプリの使いやすさ |
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
おすすめ度 | |
銘柄数 | 25銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料(最小送金額あり:ビットコイン0.02BTC、イーサリアム0.1ETH) |
レバレッジの有無 | ○ |
チャートの機能性 | |
スマホアプリの使いやすさ |
Coincheck(コインチェック)
おすすめ度 | |
銘柄数 | 18銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
送金手数料 | 550円(3万円未満) 770円(3万円以上) |
レバレッジの有無 | - |
チャートの機能性 | |
スマホアプリの使いやすさ |
まとめ:仮想通貨取引所は使い分けがおすすめ
国内の仮想通貨取引所はどこも使いやすく、お得なところが多いです。
それぞれにメリットがあればデメリットもある。
なので、ひとつの取引所だけを使うよりもデメリットの部分を補うように複数の取引所を使うのが一番理想的です。
当記事を仮想通貨取引所選びの参考程度に使ってもらえればOK。
あなたにとって一番使いやすい取引所を探してみてください。